元町公園が取り壊し危機

水道橋から御茶ノ水に向かう外堀通りに面する元町公園は、昭和5年に開園した震災復興小公園です。
地形の特性を活かして階段状に展開し、アールデコのデザイン等を取り入れた優れた都市公園です。
巨大体育施設建設のため、この公園の取り壊し計画が進行中です。
公園は単なる空地ではありません。市民が憩い、交流し、想像力を養う大切な場です。

2006.7.26に開催された文京区都市計画審議会は、継続審議になりました。
資料が不十分、文化財や景観としての価値について専門家の意見を聞くべしとの
ことでしたが、結局、文化財保護審議会、景観審議会には諮問されませんでした。

2006.12.22に開催された文京区都市計画審議会は、再度継続審議になりました。
文化財保護審議会や景観審議会にキチンと諮問していないことや
手続きに不透明な点が指摘されました。

2007.3. 19 に開催された文京区都市計画審議会は再々度継続審議になりました。
採決を求める区や与党議員対し、この問題は採決には馴染まない。
採決する場合は、専門家を臨時委員として加え、人数のバランスをとったうえで行うべきと。
都計審会長の采配は歴史に残る名判断だと思います。



カスケード(水階段)

         
      公園入り口(昭和5年開園のプレート)      公園入り口(元町公園のプレート)


正面階段の壁面デザイン・中央に壁泉

     
     美しい壁面デザイン                 南西角には鷲の彫像

      
   トイレの壁面デザインにも注目      藤棚の柱                花壇


セセッション風滑り台と砂場

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